ドイツ、ハノーファー/ハーン(2017年4月24日) - ドナルドソンの新しい吸着ドライヤーUltrapac™スマートは、この種の圧縮空気ドライヤーとしては初めて、精巧なサイレンサー付きで作動し、60 dB以下の騒音レベルを実現します。 新しいシリーズは今年のハノーファーメッセで発表されました。
ドナルドソン(ハーン/ラインランド)のインダストリアル エンジニアリング マネージャー Wolfgang Bongartzは、「ドナルドソンのサイレンサー技術により、運転音を通常の会話と同等レベルまで下げました」と説明しています。 「このメリットにより、ウルトラパック スマートシリーズはクラス最高と称され、従業員の負担を軽減しています」
吸着ドライヤーは、ISO 8573-1に準拠して、高度に浄化され乾燥した圧縮空気が必要とされる際に使用されます。 使用分野は、食品加工、製薬、医療、産業機械、プラスチック、充填、包装などの業界です。 発生した圧縮空気の一部は、ドライヤーの運転に使用されます。 乾燥剤が吸い込んだ水分を抽出し、新しいUltraSilencerを介して大気に排出されます。
静かな運転に加えて、最新シリーズはさらなる新機能も備えています。 たとえば、ドライヤーはコンパクトな省スペース設計のため、さまざまな形で構成・設置したり、他の機械やシステムに組み込むことができます。 取り外し可能なディスプレイにより、スペースが限られている場合でも吸着ドライヤーを快適にモニタリングできます。 これにより、露点、サイクルタイム、温度などを簡単に読み取ることができます。 またこうしたデータや他のデータは、Bluetoothやアプリ、インターフェース(共通バスシステム、WLANなど)を介してエクスポートできます。
吸着ドライヤーでは、高い吸収能力と卓越した再生能力を備えた乾燥剤を使用しています。 スーパープラスバージョンには、圧縮空気の流れの中で直接測定する露点トランスミッターが内蔵されているため、2つのカートリッジの切り替えは、乾燥剤が完全に飽和したときにのみ行われます。 圧力露点は最低-40° C/Fで安定しており、 高レベルの効率と運転の安全性が実現します。 さらなるメリットとして、対応するカートリッジのバネ式乾燥剤ベッドによる乾燥剤の摩耗防止が挙げられます。 実証されているUltraPleat®省エネフィルターは、統合されたプレフィルターとアフターフィルターでも使用されています。
ウルトラパックスマートを使用しているお客様は、ドナルドソンの標準である世界中のサービス補償と信頼性の高い交換部品供給サービスのメリットも受けられます。