現場試験でTorit® PowerCore®のクリーニング性に対する疑念を一掃

穀物施設においてPowerCore®フィルターパックのクリーニング性試験を実施後、施設管理者は「このフィルターパックのパージ機能が非常に優れていることが試験で実証されました」と述べています。

業界： 穀物

問題： 新しいTorit® PowerCore®集塵機のクリーニング性に関して、粉塵の多い環境における現場評価

解決策： PowerCore®パックは「優れたパージ機能を備えています」。

Donaldson Torit®がPowerCore®フィルターパックを紹介した際、設備管理者から最初に聞かれた質問は「パルスクリーニングはできますか？」でした。

「PowerCoreの背景にある理論は技術的には正しいのですが、バグハウスフィルターと比較すると、メディアに若干不安を感じました」と管理者は述べています。 「メディアパックの狭いチャンネルをパルスクリーニングできるのかどうかという疑問が残りました。」

設備管理者は、穀物加工施設でトリットPowerCoreの試験を実施することに同意しました。この施設は、超微小（サブミクロン）から大きいものまで、さまざまな粒子サイズの粉塵が存在する高粉塵領域です。

サイロ捕集シュートの上に配置されたPowerCore®フィルターパックが、圧力損失が4 "w.g（水位計のインチで表される圧力損失）に増加してクリーニング機構をトリガーするまで粉塵を捕集することで、 フィルターパックを通じて清浄な空気のパルスが戻され、捕集された粒子を吹き払います。 わずか3回のパルスで、圧力損失は1 "w.g という低い設定点にまで下がり、 圧力損失は何度も急激な回復を見せましたた。

「フィルターパックのパージ機能が非常に優れていることが試験で実証されました」と管理者は話します。

フィルターパックがしっかり清掃される主な理由として、ドナルドソンの高度なファインファイバーフィルターメディアであるUltra-Web®で構成されていることが挙げられます。 強固な基材に結合された、この微細な「ウェブ」層は、粒子のほとんどをメディア表面で捕集するため、集塵機のクリーニングサイクルで粉塵を簡単に払い落とせます。

パルスクリーニングが着実に成功するもう1つの理由は、Torit® PowerCore®に搭載された、ドナルドソン独自開発のコンパクトなオブリークパルスクリーニングシステム（右図）です。 楕円形のフィルターパックに合わせて設計されているため、パルスエネルギーがメディアパック全体に拡散し、エネルギーを無駄にすることなく全体をクリーニングできます。

クリーニング性の試験後、この施設管理者は、一斉積み出し作業時に穀物運搬システムで発生する粉塵を捕集するため、トリットのPowerCore®ビンベントユニットを2台発注しました。